みなさん、こんにちは。あいらです。
本日は”音程”についてご紹介していきましょう。
「3度ハモり」など、言葉自体は”なんとなく聞いたことがある”という方も多いのではないでしょうか。
なんとなくの部分をきちんと言語化することでより音楽への理解が深まります!
ということで、今回は音度と音程というキーワードについて見ていきましょう。
今日のキーワード
- 音度
- 音程
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音度 – 音を数字で表現する
まずは音度について。
音度とは、主音を1として音程に従って2, 3, 4 … と番号を振ったものです。
例えば、ドの音を主音とするとこのようになります。

音程とは?
続いて、音程。
ラッコ
英語にすると Interval … インターバルという言葉自体は馴染みがあるね
あいら
2つの音の間合い…みたいにとらえておけば良いと思う
2つの音同士がどれくらい離れているかを示す指標です。
例えばドとレであれば、音が2つ離れているので2度と呼びます。
こんな感じで、音が離れているのを●度と呼びます。
ラッコ
なるほど、わかりやすい
接頭辞 – 完全・長・短
先ほどの音程ですが、●度の前に「完全・長・短 (・増・減)」という接頭辞がつきます。
ラッコ
1度, 4度, 5度, 8度 が “完全” なんだね
度数には完全系列と長短系列があります。
完全 / 長短
- 完全 … 1度, 4度, 5度, 8度
- 長・短音 … 2度, 3度, 6度, 7度
なんで完全と呼ぶのか?
なぜ完全という音程があるのか。それは、その2つの音を同時に響かせると美しいという西洋音楽の価値観が反映されているからです。
西洋音楽は教会音楽として誕生したものです。
その代表的なものがグレゴリオ聖歌です。
一番最初、グレゴリオ聖歌は単旋律でした。
それが9世紀以降、ハモりの概念が取り入れられていきます。
ラッコ
逆にそれまでは和音はおろか、”音程”の概念すらなかったんだね
そこで取り入れられたのが5度、そして4度だったのです。
美しく響和する音程…という意味を込め、“完全”と名付けられたのです。
ラッコ
諸説あるようですが、この説が一番有力なのではないかと思います
あいら
下のリンクがわかりやすいですね
では、実際にどのように音程を判別するのか?それはまた次回!
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