燃えよ!パーカッション!

【燃えよ!パーカッション!】イントロからライドシンバル?〜初速から最高速度で走るドラム術〜

〔前提知識〕ライドシンバルの使い所

ドラムセットにはいくつかのシンバルと呼ばれる薄い金属の円盤が搭載されています。

その中でも、8分音符や16分音符で刻まれることが多いのが「ハイハット」「ライドシンバル」になります。

多くの場合は「ハイハット」が好まれるのですが、「ライドシンバル」を使うタイミングも当然あります。

aikoのドラムでおなじみの佐野康夫さんライドの使い所について説明している動画が素晴らしいので2:21から15秒だけお付き合いいただいた上で、後続の記事をお読みください。

  • スペシウム光線のように、ここぞと言う一番の感動ポイントで持ってくる。
  • 感情が一番盛り上がるタイミングでいく。
  • ワンコーラスからいくのはもったいないと感じる曲が多いように感じる。

aikoのキラキラ

それを踏まえた上でaikoさんのキラキラを聴いてみましょう。

思いっきりイントロ部分から「チンチンチンチン」ってライドシンバルの音が聴こえますよね!

これは、ウルトラマンが登場直後にいきなりスペシウム光線を発動するような興奮があります。アンパンマンが開始5秒でバイキンマンにアンパンチするような興奮があります。イントロからいきなり必殺技を使っているのです。

しかも注目すべきはその左足です。

なんとハイハットを刻んでいます。ライドシンバルに加えて、ハイハットまで刻んでいるんです。アンパンマンで言うと、開始直後にアンパンマンとカレーパンマンのダブルパンチが炸裂するような感じです。

富士急ハイランドのドドンパのように、曲が始まった瞬間に最高速度でアクセルを踏み込んでいるのです。

それってドラムの人にしか伝わらないんじゃないの?

いいえ!そんなことないです!

aikoさんが歌い出すAメロの部分で「落ち着いた」とか「盛り下がった」と感じた方はいませんか?

それは、初速を最大速度にしておいて、メロに入った瞬間に「ライド → ハイハット」に切り替えているからです。

イントロほど縦のノリが強くなく、裏でなっているキーボードのメロディアスなフレーズが聴こえやすくなっているのもライドが抜けたからです。

ちなみにこのライドシンバル、Bメロの末尾やサビになるとしれっと戻ってきています。笑

ライドシンバルは特徴的な強い音がなるため、うまく使えばいきなり曲のボルテージを最高潮に持っていくことが出来ちゃうんです!

aikoさんのライブで「キラキラ」が始まるとイントロで「ぶわぁー!」と盛り上がるのは、ドラムの佐野さんが「感情が一番盛り上がるタイミングで持ってくる」とおっしゃっているライドシンバルを初手で入れているのも1つの理由なのでしょう。

ABOUT ME
tsuneko
mokabuu.com 主宰。 ピアノ、クラシックギター、ドラム経験を有する。 大学卒業後は人事コンサルタントとして働くかたわら、アカペラサークル/バンドなどの組織運営や、オーディションにおける評価の公平性向上のために本業で培った経験を還元しようと奮闘中。

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@atsutaro_music

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