皆さんどうも、あつたろうのボイスパーカッション担当のつねこーです。
突然ですが皆さんは「絶対音感」って聞いたことありますか?この世の神羅万象全てが音程に聞こえてしまうという恐ろしい能力を指す言葉です。
ちなみに学生時代から一緒に歌ってきたベース担当のあいらは自称絶対音感の持ち主なのですが、先日、こんな記事を書いておりました。
なので、今日は正解をわかったうえで、彼が本当に「正答」しているのか徹底的に検証してみたいと思います!
検証方法
ただし、私、つねこーは絶対音感の持ち主ではありませんし、特段音感が強いわけでもありません。なので今日は最強の相棒を連れてきました。

python君です。私は音感がないので、pythonを使ってあらかじめ音のHzを解析したうえで、あいらの回答と照合することにしました!
つねこーはやると決めたらやる男なので、本当に実装しています。

いざ!検証開始!
ここから先はネタバレを含みます。なので、事前にあいらがチャレンジした問題に挑戦したい方は、下記からどうぞ!
ちなみに、これであいらに絶対音感が無かった場合は大事件になります。
なぜならば彼は「絶対音感」ということを武器にして数々のサークルライブの審査員を請け負っており、「絶対音感」ということを武器にして音程を指摘してきました。
では許されないのであります!なので今日はせめて親友である僕の手で彼に引導を渡して必要に応じて謝罪文を一緒に考えてあげるために、彼の音感を徹底検証してきました!
あいらに出題された問題たち
問1. 440HzのA(ラ)の音を選ぶ
彼が過去に書いた記事を漁ってみると、以下の記述がありました。

なるほど。
じゃあ君は440Hzぐらいなんてことなく選べるんだな!
ってことで、4択問題を用意しました。
440Hzのラの音を選択できたら正解です。
つねこーは性格が悪いので、1問目の1個目の選択肢を正解にしたうえで、ひっかけの選択肢として直後に442Hzのラを配置しました。

少しでも自分の耳に不安があると、Bに引っ張られてしまう、意地の悪いトリックです。
問2. 音の高低で並び替え
彼とのLINEを見返すと、こんな記載がありました。

僕、常々思ってたんですよ。
「ピッチって言っていればそれっぽく聴こえるし、ピッチって言ってる俺かっこいいって思ってるだけなんじゃないの?」と。
なので、彼が本当にピッチの高い低いを聞き取る耳を持っているのか検証してみます。

最初はHzを1単位でずらしたのですが、僕が聴いた場合、同時再生をかけないと鳴っている音が違うことすら分からないレベルだったので、現実的なピッチの開きにしてみました。
それでもだいぶ難しいです。もしも彼がピッチって言っている俺カッコいいという考えの持ち主のファッションピッチ野郎だった場合は、ここで彼のピッチ発言が全て虚言としてみなされる恐ろしい設問です!
問3. スネアの音程を聞き取ってみなさいよ!
実はあいらは採譜事業を行なっているのですが、そんなあいらはこんなことを言っていたのです。

仮にサイゼリアで奢るにしても3000円奢るとなるとリブステーキ3枚です。
ステーキを3枚奢る前に彼が驕っていないか検証してみたいと思います!

今回鳴らしたスネアは大体220Hz付近の音が多めなので回答は「A3」を正解とします。
問4. 満点阻止問題
皆さんの高校にもいませんでしたか?満点阻止のために難しい問題を入れる嫌な教師?
僕も嫌なやつなので、先ほど問2で取りやめた1Hz単位での違いを当てる問題を問4に組み込みました。

これはマジで難しいです。
僕は隣り合った音を聴いても違いがわからず、同時再生してようやく違う音がなっていることに気付けるレベルでした。超難問です。
あいらの回答
何が凄いかというと「割と即答しやがったところ」です。
僕が1時間ぐらいかけてpython書いて作った問題に対して約5分で回答されてしまいました。1問1分強で聴音したことになります。

僕が想定していたのは、
と言う「泣き付き」を期待していたのですが、5分で即答されました…。
ただ、即答して間違っていたら相当恥ずかしいやつですよね!
ここからの採点が見ものです。
あいらの回答

全問正解
いや?きもすぎないか?
1Hzの違いを聞き分けるって彼はコウモリか何かなのだろうか?
スネアの遅れてmid2Eに関してはpythonも聞き取れなかったぞ…。
440Hzも心理作戦をものともせず正答してくるし、なんなんだ?
ちなみに全問正解を彼に知らせたところ、

とのことでした。自分でもびっくりしてるじゃねーか!笑
まとめ〜絶対音感は偉大〜
正直、僕は絶対音感保持者の「XXセント高い」とか「ほんの少しだけ上ずっている」とか「あいつの立ちションはミの音だ」という類の発言を全く信用していなかったのですが、これを機に心を改めることにしました。
私、つねこーは、絶対音感保持者は個人差はあれど人知を超えた音感の持ち主でありピッチの解析はコウモリレベルで行なってくることを忘れずに生きていくことを、ここに誓います。