エッセイ・日記

バンドメンバーから絶対音感が本当にあるか疑われてクイズを出題された件

音あてクイズをバンドメンバーから出題された件

 

皆さんこんにちは。あつたろうのベース担当のあいらです。

先日、こんな記事が公開されました

 

 

要するに、音の聞き取りクイズを出題してあいらに本当に絶対音感があるのか、みんなで見てやろうぜ (ラランド風)という企画です。

 

 

いやー

 

なんて恩知らずな企画なんでしょうか

 

 

普段は

 

つ●こー
つ●こー
ラの音ちょーだい

と人のことをチューナー代わりに使ったり、

 

●ーい
●ーい
この曲歌いたいんで採譜してほしいっす

と採譜マシーンとしてこき使ったりと、

普段から絶対音感の恩恵を受けているにも関わらずこのような仕打ちです。

織田信長もびっくりする手のひら返しです。

 

あいら
あいら
なんて恩知らずな奴らや…よっしゃサクッと音当てたるわい

と意気揚々とページを開きました。

 

あれ…思ってたクイズと違う…

そんな私の目に飛び込んできた第1問目がこちら

 

問1. 440HzのA (ラ) の音を選べ

 

そして

 

無機質に鳴る4つの「ラ」の音

 

えっと、すみません、

 

想像してた音当てクイズと全く違います

 

僕が想像していたのはこういうものです。

いわゆる12個の音程からクイズが出題されるものと思っていたのです。

 

まさか「ラ」の品種当てクイズが出題されるとは思いませんでした

さすが性格が悪いことに定評があるあつたろうメンバーです。一筋縄ではいきません。

 

 

しかもご丁寧に過去の私の発言のスクショ付き。こんなことをするから自発的に意見を言う文化が日本に醸成されないのだよ!!

しかし、この発言をしたのは確かに自分。責任を持って問題を解いてみます。

問題を解いているときの心境

ここからは実際に問題を解いてるときの気持ちを書いていきます。

ぜひ実際の問題も見ながら読んでみてください。僕の苦悩を分かち合えるはずです。

 

 

問1. 440HzのA(ラ)の音を選ぶ

A~Dの4つの音源を聴いて正解の音を選ぶ問題。

 

1回聞いた時点で C, D は違うと除外。残る選択肢は A or B です。

どちらも聞き馴染みがある音だったので迷いましたが、Bの方が明るい印象でした。

僕の記憶の中にある440Hzの「ラ」はもっと真面目でした

 

例えるなら市役所に勤める30歳前後の男性、というイメージです。

Bの音は同じく30歳前後でしたが、営業職のハツラツとした女性が浮かびました。

ということで、BではなくAを選択。

 

問2. 音の高低で並び替え

4つの音を聴いて、ピッチが低い順に並べ替える問題。

これは明らかに Bが高く、そこから C, Dにかけてピッチが下がっていました。

残るはAとDですが、聴き比べたときにAの方が低かったのでAを一番低い音として回答を提出。

 

問3. スネアの音程を聞き取ってみなさいよ!

スネアの音を聞き取る問題。ある意味想定していた通りの絶対音感テストの形式でした。

とは言え、噪音(たくさんの音が混じってる状態)すぎませんか…?

 

この問題の制作者には是非絶対音感の主張を改めて読んでもらいたいと思います。

 

 

色んな音が鳴っていましたが、一番大きい音は多分「ラ」、そして遅れて高い「ミ」の音が残響として残っているように聞き取れたので、そのように回答提出。

 

問4. 満点阻止問題

これも4つのピッチを聞き取って並べ替える問題ですが、これは意地悪すぎる

今回の問題の中で一番迷いました。

とりあえず A→B→C の順に音程が降っていることはわかりました。問題は AとDです。

後から正解の記事を確認すると

A 441Hz
D 442Hz

だそうです。いやきついて!!!

これも迷いましたが、最後は感覚です。 擬人化したときに、Aの方がDより若干地味でした。ということで順番を決定

提出!結果は…

以上のプロセスを経て課題を提出しました。結果は…

全問正解

ま、こんなもんでしょう…

正解発表が出る3分前に「自信がない」と保険をかけたことを後悔しました。

 

このテストを通じて思ったこと

 

ということで、なんとか絶対音感としての威厳を保つことができました。

もう2度と謀反を起こそうなどとは考えないことです、皆の衆!!

 

そして、このテストを通じて思ったことがあります。

 

1問目と3問目は音記憶を頼りに音程を当てるので、絶対音感クイズでしたが

2問目と4問目は各音のピッチ差分を聞き取る問題だから相対音感クイズじゃね?

 

おわりです

 

ABOUT ME
あいら
あつたろうのベース担当。3歳からピアノを始める。日本クラシック音楽コンクールファイナリスト、第4, 5回ギロックCD制作オーディション本選会入選など実績多数。2010年よりアカペラをはじめ、現在はアカペラ編曲も手掛ける。

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@atsutaro_music

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